
伴走型支援ガイドブック
――現場の実践から生まれた、支援者とともに考えるためのガイド
日本で暮らす外国ルーツの人びとが直面する困難は、教育・日本語・生活・DV・労働・医療など、複雑で深刻です。こうした課題に対しては、窓口での情報提供だけでは届かない支援があります。
レガートおおたは、これまで同行支援も含めた相談支援を通して、困難の中にある人びととともに歩んできました。そうした経験を共有し、全国の支援者と「よりよい支援のあり方」を考えるために、
『外国籍住民・移住者の相談支援に携わる人の伴走型支援ガイドブック』を制作しました(2022年度 日本財団助成事業)。
このガイドブックは、レガートおおたが培ってきた「伴走型支援」の理念と実践を整理し、支援の現場での経験を言語化したものです。全国の自治体やNPO、支援者が自らの実践を振り返り、地域に合った支援の形を考えるための手がかりとして活用されています。
監修には日本福祉大学・藤森克彦教授を迎え、地域福祉や孤立対策の専門的知見をもとに、支援の理念と実践や活動を整理しました。
また、NPO法人抱樸・奥田知志氏の寄稿、社会福祉協議会職員とレガート相談員による座談会「地域福祉の現場から見えてくる『伴走型支援』のかたち」も収録。
支援の最前線で活動する人びとの声を通して、支援の本質を多角的に考える一冊です。
目次
はじめに:ガイドブック発刊の目的と背景
第1章:「レガートおおた」による外国人支援の活動の現況
第2章:相談内容から見える外国籍住民を取り巻く状況と課題
第3章:外国人住民サポートに欠かせない「伴走型支援」を
第4章:「伴走型支援」の実践事例
第5章:「伴走型支援」―つながりが物語を創る(寄稿:奥田知志 氏)
第6章:座談会 地域福祉の現場から見えてくる「伴走型支援」のかたち
ガイドブックの入手方法
『外国籍住民・移住者の相談支援に携わる人の伴走型支援ガイドブック』は、下記の方法でご覧いただけます。
●冊子を希望される場合
メール(info@legatoota.jp)またはお問い合わせフォームからお申し込みください。
件名に「ガイドブック希望」と明記のうえ、送付先住所・氏名・部数をご記入ください。
送料・実費のみご負担いただきます。
●図書・研修での活用
自治体、教育機関、NPOなどでの研修・研修資料としての利用も可能です。
ご希望の方はご相談ください。